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2009年1月21日 (水)

うどん屋に思う

旅行雑誌の取材でうどん屋を8軒取材した。
この手の取材の定型なので、しょうがなく「店のこだわりは」などと質問するのだが、
やはりほとんどの答えは「なんもない、普通にうどんを打っているだけ」だった。

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讃岐のうどん屋では、たとえそこが美味い店でも
「自慢はないなあ」という主人が少なくない。
麺を手打ちし、きっちりダシを作るというのが讃岐では「あたまえ」だから、
なのだろう。
「とにかく食えば分かる」という自信の表れでもあるのだろう。

この、「ちゃんとやるのがあたりまえ」が、讃岐うどんブームの理由の一つではないかと私は思っている。
香川県のうどん屋なら、
ちゃんと麺を手打ちした、正直なうどんがほぼ間違いなくある、
そんな信頼と安心感ゆえに、
一杯100円から高くても千円しないうどんごときを、遠
路はるばる食べに来るのだろう。
「ちゃんとやらないと、しゃれにならん」そんなプライド、誇りが、
讃岐うどんの人気を支えている。
小麦も鰹節もガス代も値上がりした今、誇りとプライドを保つのは大変なのだけど。

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