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2012年8月22日 (水)

出会い・その2

夜、寝入ろうとする瞬間、世間様にはどうでもよいことを考えたりする。
その夜のテーマは、自分は何にグッとくるのか・・・記憶の海へと漕ぎ出していく。

例えば、まったく無名の僕に、一流雑誌の巻頭特集をまかせてくれた某編集長。

「彼らの激流」の面々のように、ラフトやカヤックでの川下りを―つまり自然を愛するがあまり、ド田舎の川辺に移住した若者(もしくは、移住当時は若者)たち。

進化したサッカーを見せた、なでしこジャパン。

海鳥と羊しかいない島民約70人の島に、ヴァイオリン職人として戻ってきた若者。

・・・キーワードは「意外性」かもしれないなあと、うつらうつらしながら想いを巡らしていく・・・。

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今年のビーパル8月号で、日和佐に暮らす小林陽子さんの隠れ家を取材した。
彼女の隠れ家は、自然を巧く取り入れて大変美しく、興味深かったのだが、小林さん自体も「すげー人」だった。
彼女は日和佐で新聞販売業を営みながら、ヨーロッパからのオペラをプロデュースし、そして日和佐の自然を愛しまくって、カヤックもたしなむという快人物。
ド田舎に暮らしながら世界的な仕事をこなし、文化的でセンスが良く、しかし自然児、という組み合わせであります。
「このままでは嫌だ」「流されない」「人生は自分で楽しくするしかない」と、もがき、抗ってきた―そんな人だったなあ。

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小林さんの夏の家の魔女

ところで、あの野田知佑さんの日和佐移住も、小林さんの活躍なしには頓挫していたかもしれない。
詳しくは書かないけど、つまりは「純真な人が多そう」とイメージされる田舎にも詐欺師まがいの小悪党はいるし、他所からの移住者をカモにしようとする人はいるということ。

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日和佐はウミガメ産卵の町

さて、どうも「意外性」ではないみたいだ。
僕がひっかかるのは、僕にとっては好ましい―そしてあるカテゴリーの人たちは気に食わない、「変化の芽」なのだろう。

じゃあ僕にとって「好ましい」って?これはまたいつかの夜のテーマということで。

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