フェアアイル

2015年2月15日 (日)

ten old フェアアイルセーター展2015 終了

今年のフェアアイルセーター展「Life is good」が無事終わりました。

私たちのフェアアイル工房「ten old 」は、メディアに出るわけでもなく、当然ながら世間の人にあまり知られることもなく、これまた当然なこととして有名ブランドにもなっていません。
それでもわざわざ個展に足を運んでくださる人がいて、ten old のフェアアイルの色彩やデザインや技術を評価してくれて、購入してくださる・・・
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ten old が、これまで17年にわたってフェアアイルの創作を続けてこれたのは、手編みの良さや、流行に左右されず長く愛用していけるデザインを求める皆さまのおかげであります。
この「使い捨て」の時代にも、ten old と同じような価値観を持つ人がたくさんいる、というのは私たちにとって大きな励みなのです。

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2015年2月 7日 (土)

フェアアイルセーター展東京3日目

よき人たちに恵まれて、折り返しの三日目もよき時間がながれていきました。

ten old フェアアイルセーター展in東京もあと二日!お待ちしています。
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福ちゃんは岡山の実家。散歩のし過ぎで爆睡中だそうです。

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フェアアイルセーター展、開催中

原宿通りの奥にあるギャラリー「ガレリア原宿」で、ten old フェアアイルセーター展2015が開催中です。連日たくさんのご来場、ほんとうにありがとうございます!

個展案内ハガキでぽっちゃり背中を披露した福ちゃん、只今わたしの実家(岡山県)でお留守番中。こんな感じです。
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「む~ん」

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2015年1月27日 (火)

いよいよフェアアイルセーター展

11月ぐらいから遊びもせず、夫婦ともどもほぼ無休で準備してきた

ten old フェアアイルセーター展、いよいよ明日から!
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1月も取材や執筆をこなしてしまったので疲労はピークですが、
なんとか私も、カミさんと一緒に会場に立てそうです。
上ノ町會舘、ちょっとわかりにくくて個性的な会場ですので、
皆様迷わずいらしてください。
駐車場は、近隣にコインパーキングが大小10か所以上あります。
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上ノ町會舘

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2015年1月 5日 (月)

新しい年と個展

世間が新年を迎えても、我が家には関係ない。そう、これを無事終えるまでは・・・

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今年も開催します、ten old のフェアアイルセーター展。岡山と東京で皆様のお越しをお待ちします。手前味噌ですが、素晴らしいフェアアイルが出来上がりました。
模様は斬新でビューティフル、そして手編みとは信じてもらえないだろう緻密な編目であります。福ちゃんもワシも、モデルとして協力しました。
個展が終われば一年の区切り。2月の中頃が新年であります。
我が家は旧暦で暮らしているのだなあ。

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2014年1月17日 (金)

フェアアイルこもの展のお知らせ

世間様では2014年が始まっておりますが、我が家の一年の区切りはまだであります。

そう、カミさんのフェアアイルニット工房「ten old」の、これの開催を迎えるまでは・・・・・・

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開催場所は岡山市街の禁酒会館。
今回は、4畳半ほどの、細長いギャラリースペースですが、
その狭さに似合わぬ点数のフェアアイルこもの作品を展示(販売も)します。

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いま、展示するその「こもの」作品たちを撮影しております。
点数が多いので数日仕事です。

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こういっちゃあなんですが、身内自慢になっちゃいますが、色と模様の組み合わせがとてもカワイイ!!相変わらずいい作品を編んでます。
フェアアイルニット発祥の地、シェトランド諸島から届くシェトランド羊の毛糸の風合いも素敵です。
撮影にもついつい力が入り、ten old さんとケンケンガクガクになることもあるのが玉にきずであります。

編み物好きの方はもちろん、手編みの、ちょっと洒落たプレゼントを探している人などもぜひご来場ください。

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禁酒会館

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美味しいコーヒーを入れてくれるカフェのとなりのスモールギャラリーです

この度の個展では、セーターや小物のキット(毛糸と編み図のセット)の販売はないのであしからず。

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2013年2月19日 (火)

本を作り終えて

ごぶさたでございます。
この数か月間、仕事仕事の毎日で、
年賀状すら送ることもままならず、新年の挨拶をいただいた方々、申し訳ありませぬ。

で、この数か月間の仕事の成果がこれ↓

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おかげさまで、フェアアイルニットファンからの反応も上々。

正直、私の著書「彼らの激流」よりも売れ行きがいいのが悔しいところですが・・・

そして、数か月間仕事漬けになる以前の成果がこれ↓

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初めてカヤックで小歩危を下りました!というのは正確ではなく、
小歩危コースゴールの川口近くをちょろっと下っただけ。
でも楽しかったなあ~

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10月28日なのに俺は半そでラッシュガード

「ten old Fair Isle BOOK vol.2」がこの調子で売れ行き好調なら、
今年こそはカヤックを漕げる時間が増えるかなあ?

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2012年2月29日 (水)

フェアアイルセーター工房「ten old」誕生秘話④

さて、我がフェアアイルセーター工房「ten old」で使っているのは、フェアアイルセーターの伝統に忠実に、「シェトランド諸島で暮らしているシェトランド羊」の毛糸。

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シェトランド羊の毛。いろんな色の毛があり、自然に抜け落ち、島の原野を転がっていく

英国最北のシェトランド諸島に暮らすシェトランド羊は、ヒースの原野で自由に生きる。
年に一度集められて毛を刈られるけど、それ以外は厳しい自然のなかで気ままにサバイバルしている。家畜というよりほとんど野生動物で、数千年にわたってシェトランドの気候風土に適応してきた。

ところでシェトランド諸島といえば海鳥の一大営巣地として有名。
夏の間、この地で繁殖し子育てするために無数の海鳥がこの島々に集まる。

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パフィン

その海鳥の一つがパフィン(和名:ツノメドリ)。昼間は海上でイカナゴなどを捕り、夕暮れとともに島の大地へと戻ってくる。巣は、大地に開いた横穴だ(使われなくなった野ウサギの巣穴を借用)。

さて、このパフィンとシェトランド羊の関係はこんな感じだ。
シェトランド羊が土を踏み固めることで土砂崩れが起き難くなる

地中を巣穴にするパフィンの繁殖地が守られる

そしてパフィンの落とす糞が養分となり育った牧草をシェトランド羊が食べる。

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シェトランド羊がさまよう原野は、夕暮れ時になるとパフィンだらけに。フェア島にて

羊の放牧というと、一般的には本来の自然生態系を壊して牧野に変えて・・・というものだけど、シェトランド羊の場合、その存在はシェトランド諸島の自然生態系の一部。
一般的な放牧羊からの毛糸は、いわば「自然からの略奪」に近いものだけど、
シェトランド羊からの毛糸は「自然からの恵み」なのだ。
「大自然からの恵み」といえる服なんて、今の世界ではそんなに多くないし、絶滅寸前(例えば北方の民族が着る、カリブーやアザラシの毛皮のアノラックとか)なんだよな―

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2012年2月21日 (火)

フェアアイルセーター工房「ten old」誕生秘話③

ただ普通に生きているだけなのに、「罪なやつ」になっていたりする。

例えば、日常的なレベルでいえば衣類。

お気に入りのジーンズを染色した工場は、インディゴの廃液を垂れ流して海を汚染しまくっているかもしれない。
竹など天然のものから作られる繊維「レーヨン」は土に還る素材で環境に良さそうだけど、その生産過程では毒を外部に撒き散らす―などなど。

だけど、羊毛から編まれたセーターなら、その罪も少ないのではないか・・・と思っていたのだが甘かった。
某アパレルメーカーのカタログを眺めていたとき、
「わが社のメリノウールはミュールズ手術を施していないメリノ羊から採取され―」
という記述を見つけ、なんだろうなーと調べていたら・・・。
「ミュールズ手術」ってけっこうエグイです。

まあ、人と家畜との付き合いというのは、つまるところ命のやり取り。
なので、ミュールズ手術のことをことさら残酷だ、とは言えないのだろう。
が、やっぱりちょっとキツイよな~。

で、15年前のシェトランド諸島&フェア島の旅を思い出してみる。

島の大部分は原野で、原野にはどこでもシェトランド羊がいたから、それはもうたくさんのシェトランド羊を毎日見た。みんな美しい姿で、ミュールズ手術の痕跡はなかった。
シェトランド羊は島の自然によって生み出された、野生種に近い羊だ。経済的な理由で交配を繰り返された家畜の羊とは違い、人が手をかけなくても、大自然の子として強く生きてゆける。

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そんなシェトランド羊から、少し暖かくなった時期に羊毛をいただくのは(そのままにしておけば、結局自然に抜け落ちてしまうのだ)、フェアな行為だと思う。

そしてそれを紡いで毛糸にして、美しいセーターへと編み上げていけば、シェトランド羊への(つまりはこの星で共に生きる命への)敬意を示すことにもなる―、のだと思いながらフェアアイルを創作し続けてはや14年の「ten old」でございます。

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2011年2月20日 (日)

ten old フェアアイルセーター展 盛況でした

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私たち ten old のフェアアイルセーター展in東京は、盛況のうちに終了できました。

ご来場のみなさま、楽しい時間をありがとうございました!

さすが東京!来場者数は例年の3倍以上、評価も励ましも高く多く、これからの創作の励みになったようです。

私の個人的な反省点としては、フェアアイルを着たい「違いのわかる男」への、開催前のアピールが足りなかったこと。
これは毎年反省していることだけど、なかなか打開策が見つからない・・・
テキトーな安物フェアアイルなんか、着ないほうがまし。
ぜひたくさんの人に、
本物のフェアアイルの風合いと着心地と色彩を楽しんでもらいたいのだけど。

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